メッセージ

Message

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代表取締役社長
小林 裕幸Kobayashi Hiroyuki
お客様の想いをカタチにするために。

エヌテックは、1988年に日本耐酸壜工業(株)のエンジニアリング部門が独立して生まれた会社です。1996年に「容器の動きを科学する」というミッションを制定し、飲料業界や容器業界、食品業界を中心に顧客開拓を進めてきました。後発の装置メーカーとして、固定観念を持たずに装置開発を行ったことが功を奏したのかもしれません。独自の発想を活かして製品を生み出し、お客様の信頼を得てきました。
当社の創業者である堤治彦前会長が日ごろから社員に話していたのが、「お客様の想いをカタチにしていこう」という言葉です。従来の技術では実現できないような難しいテーマに対しても、お客様のために挑戦する道を選び、最後までやりきる。その考え方が、「勝ち続ける文化」として受け継がれてきました。
困難な課題に直面した時に力になるのが、一緒にプロジェクトに取り組む仲間の存在です。エヌテックでは、機械設計や電気制御、画像処理、機械組立・ 調整など各部門のメンバーがチームを組んで仕事を進めます。アイデアを出し合って新しいものを生み出し、お客様の信頼を得ることによって、社員自身もエヌテックという会社も成長していけるのです。日本を代表するリーディングカンパニーのパートナーとして、技術力や開発力、独創性を活かしながら挑戦を続けています。

今までにない技術に挑み、
人も会社も成長する。
それがエヌテックの
「勝ち続ける文化」です。

今までにない技術に挑み、人も会社も成長する。それがエヌテックの「勝ち続ける文化」です。 今までにない技術に挑み、人も会社も成長する。それがエヌテックの「勝ち続ける文化」です。
ともに挑む仲間の存在が力になる。
ともに挑む仲間の存在が力になる。

当社の仕事のやりがいを知っていただくために、私がかつて機械設計の技術者として経験したエピソードをご紹介します。
お客様の依頼を受け、ブリックパックという紙容器パックの検査装置の開発に取り組みました。「紙容器パックの中に気体が入っていないかをチェックしたい」と依頼されましたが、中身の見えない紙容器の検査は困難で、前例は世界のどこにもありません。紙容器を押してみるなどいろいろな方法を試しましたが、なかなか解決の糸口は見つかりませんでした。その中でヒントになったのが、「減圧したらどうなるだろう?」という発想です。減圧すると気体が膨らむという事実に着目してテストをすると、気体が0.5cc入っているものと入っていないものでは膨らみ方が違うことが分かりました。
その後も試行錯誤を重ね、検査装置が完成したのは開発開始から5年が過ぎた時です。プロジェクトのリーダーとして、私はとても大きな喜びを感じました。また、飲料メーカーの役員の方がこの取り組みを評価してくださり、「年間10大ニュース」の第1位に選んでくださったことも、うれしい出来事でした。
一人の力で100点満点をめざすのではなく、みんなの知恵を使いながら課題解決のヒントをつかんでいく。そういう気風の中で、常識にとらわれない試みをしていくのが、エヌテックのものづくりです。規律の中に自由もある、大学の研究室のような雰囲気が魅力だと思っています。

ロボット、AI、IoTなどの最新技術を強みに。

ものづくりの現場が進化する中でますます高まっているのが、自動化のニーズです。製造現場の「スマート化」に貢献するために、当社はロボットやAI、IoTなど新技術の活用やDXの取り組みを進めています。工場の自動化・省人化につながる最先端技術を、大手企業にも負けない自社の強みとしてさらに磨いていきたいと考えています。
新たな挑戦の時を迎え、当社は2022年4月に「想いをカタチに 人と社会に笑顔と豊かさを」という企業理念を制定しました。また、『容器の動きを科学する ~「スマートなモノづくり」をカタチにし、未来へつなぐ~』というミッションを再定義しています。
エヌテックの使命の一つは、先端技術と製造現場のニーズをつなぎ合わせることです。先端技術を持っている会社は世の中にたくさんありますが、先端技術の活用方法を考え、実現できる会社は多くありません。その役割を担うために技術者に求められるのは、「この技術を使って何ができるのか」を発想する力です。学生時代に幅広い経験をしてきた人なら、常識にとらわれないアイデアを生み出せると思います。理系文系は関係ありません。AIやIoTなどの新しい技術に興味がある人やチームで活動するのが好きな人、柔軟な発想で課題に向き合うバイタリティのある人は大歓迎です。
エヌテックは、常に挑戦を続けています。最先端の技術に挑んで課題を解決し、お客様の喜びの言葉を直接聞けることは、当社ならではの仕事の醍醐味です。ものづくりの先にある喜びを、当社でぜひ感じていただきたいと思います。

ロボット、AI、IoTなどの最新技術を強みに。